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リスク管理

最終更新日:2019年12月5日

 農林漁業信用基金は、業務に内在する各種のリスクについて、潜在的に重要なリスクを含めて総体的に捉え、業務ごとに信用基金の自己資本等と比較・対照し、統合的にリスク管理を行うとともに、専門的な知見を有する外部有識者を含むリスク管理委員会を開催しています。
 信用基金の業務に内在する主なリスクとしては、保険引受リスク(農業・漁業)、保証リスク(林業)等があり、その内容と管理の対応方針は以下のとおりです。

保険引受リスク

 保険引受リスクとは、農業・漁業信用基金協会が行う債務保証及び農林中央金庫等の融資に対して信用基金が引き受けた保険について、保険事故の発生状況等が保険料率設定時の予測に反して変動することにより損失を被るリスクです。
 信用基金では、保険の引受けに当たって基金協会等との連携に努める他、責任準備金の確保等、保険引受リスク全体の把握、分析及び管理に努めています。

保証リスク

 保証リスクとは、林業者・木材産業者の借入金に係る保証債務が、保証先の信用力の悪化等に伴い、損失を被るリスクです。
 信用基金では、保証の引受けに当たって、借入者の財務状況の審査等に努める他、引当金の確保等、保証リスク全体の把握、分析及び管理に努めています。

貸付リスク

 貸付リスクとは、貸付先の財務状況の悪化により貸付金の価値が減少し、損失を被るリスクです。
 信用基金では、貸付金の原資が政府の出資金等であることに鑑み、貸付先の財務状況を分析し、貸付リスク全体の把握、分析及び管理に努めています。

運用リスク

 運用リスクとは、余裕金を運用する上で、金利、為替、株式等の様々な市場のリスクファクターの変動により損失を被るリスクです。
 信用基金では、政府及び基金協会・共済団体等の出資等を受け資金を調達していますが、この調達によって保有する余裕金は、法令に基づき国債、地方債、政府保証債、預金、金銭信託等で運用することとされています。このため、運用先の財務状況を分析し、適正な余裕金運用の確保に努めています。

オペレーショナルリスク

 オペレーショナルリスクとは、業務の過程、役職員の活動若しくはシステムが不適切であること、または外生的な事象により損失を被るリスクをいい、事務リスクやシステムリスク等が含まれています。

事務リスク

 事務リスクとは、役職員が正確な事務の懈怠や事故・不正等の発生、法令等の違反や不適切な契約締結、その他法的原因等により損失を被るリスクをいいます。
 信用基金では、事務手続きの整備、相互チェックの徹底、自主点検の実施、再発防止への取組、リーガルチェック等により、事務リスクの削減に取り組んでいます。

システムリスク

 システムリスクとは、コンピュータシステムのダウン、誤作動等のシステムの不備等に伴い損失を被るリスクや、コンピュータの不正使用や保有する個人情報等の漏洩・紛失等により損失を被るリスクをいいます。
 信用基金では、情報セキュリティ対策の徹底に努める他、災害等緊急時態を想定してデータのバックアップを行い、安定的な稼働の維持に努めています。

お問い合わせ

企画調整室 企画推進課

住所:東京都港区愛宕二丁目5番1号 愛宕グリーンヒルズMORIタワー28階

電話:03-3434-7813


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